スタイリング剤の特徴と選び方のポイント☆
今、スタイリング剤の種類ってすごく多くなってますよね。
どれを使えばいいか、どう使えばいいか、自分には何が合ってるのか、迷う事はありませんか?
身だしなみを整えるためはもちろんですが、
最近ではテクスチャーや特徴の違う様々なものがあるので、いくつものスタイリング剤を
その日のヘアスタイルのセットの仕方や気分で選ばれてる上級者の方もいます◎
ですが大半の方は、1個から2個のスタイリング剤で日々同じようなセットをすると思います。
ワックス系、クリーム、スプレー、ジェル、ムース。。。
おおまかに分けるとそんな感じでしょうか。
スタイリング剤はどーやって選べば失敗しないのか。?
スタイリング剤を選ぶとき、まずはそのスタイリング剤を《なぜ使うのか。》
そのスタイリング剤を使って、《髪の毛をどうしたいのか。》を考えてみて下さい。
‣ボリュームを出したい
‣ボリュームを抑えたい
‣髪を立ち上げたい
‣髪をタイトにしたい
‣ウエット(ツヤツヤ)にしたい
‣マット(ドライ)にしたい
‣髪に動きを出したい
‣固めたい
‣固めたくない
‣髪の傷みをケアしたい
‣まとまり、おさまりを良くしたい
‣トレンド感が欲しい
など、あなたのその《目的》に沿ったスタイリング剤をえらぶことが重要です。
目的(髪の毛をどうしたいのか?)が決まれば、次は製品の特徴から絞り込んでいきましょう!
●ヘアワックス
髪の毛に束感を出す、流れを作る、動きを出したりできる。ボリューム調整もしやすく、
手直しもできる。セット力の強さによって、ベリーショート~ロングまで幅広く使える。
ウェット、マット、グロスなど仕上がりの質感も様々ある。
《‣ボリュームを出したい‣ボリュームを抑えたい‣髪を立ち上げたい‣髪をタイトにしたい
‣髪に動きを出したい‣固めたい 》
●ヘアクリーム、ミルク
髪の毛を固めず柔らかい質感。表面を整えたり、パサつきを抑える、潤い感を保つ効果がある。
セット力は弱め。トリートメント成分が含まれているものが多く、固まらないのでスタイリング剤を付けるのが
嫌いな方や髪をかきあげたり手ぐしを通したい人にオススメ。アレンジの下準備としても◎
《‣固めたくない‣髪の傷みをケアしたい‣ストレートスタイル‣広がりが気になる
‣まとまり、おさまりを良くしたい 》
●ヘアスプレー
スタイルをキープするために仕上げに使う。スーパーハード~ソフトまでキープ力(持続力、固める強さ)
が様々あり、仕上がりの質感も異なる。コテ巻きの前に使うカールのもちをよくするベーススプレーや、
キープ力はなく表面を整えてツヤをだすためのスプレー、パサっとドライな質感にするスプレーもある。
《‣ボリュームを出したい‣ボリュームを抑えたい‣髪を立ち上げたい‣髪をタイトにしたい‣髪に動きを出したい‣固めたい 》
●ジェル
毛束感を出したり、流れをつけたり、立ち上げたりするときに使う。
仕上がりはパリッと硬めの質感になるものが多く崩れにくいが、やり直しはしにくい。
髪の表面をきちっと仕上げたいオールバックや七三分けなどタイトなスタイルや、
濡れたようなツヤ感を出したいときにも使える。
《‣ボリュームを抑えたい‣髪を立ち上げたい‣髪をタイトにしたい‣ウエット(ツヤツヤ)にしたい‣固めたい》
●ムース、フォーム
泡状のスタイリング剤で髪全体にまんべんなく伸ばしやすい。水分を多く含むので、寝ぐせからのスタイリングも可能。
パーマスタイルにも向いている。
《‣ボリュームを抑えたい‣髪をタイトにしたい‣ウエット(ツヤツヤ)にしたい‣髪に動きを出したい》
以上が特徴になります。
ヘアスタイルにトレンドがあるように、スタイリング剤にもトレンドがあります。
最近は ”濡れ髪”、”ウェット” がトレンドの質感なのでオイルやジェリータイプのものも増え、
全身にも使えるオーガニック系ワックスもあります。
ヘアスタイルを変えたときはスタイリング剤を変えるタイミングです☆
目的に合うもの、扱いやすいものを選びましょう!
まずは、あなたの髪に触れてヘアスタイルを作った美容師にぜひご相談下さい◎