コールドパーマとは?

『コールドパーマ』


皆さん、パーマについてお話をさせて頂きます!


パーマとは髪に化学反応を用いて人工的に


ウェーブを作る美容技術です!!



カールアイロンやドライヤーなどで作るウェーブは一時的なもので、


対してパーマは水に濡れても半永久的に崩れない


ウェーブをパーマと呼びます!



パーマっていろんな種類がありますよね?


コールドパーマ、デザインパーマ、デジタルパーマ、


エアウェーブなど、様々なパーマがあります。


もちろん、技法が異なるパーマではありますが


中には商業用の呼び名もあります。


例えば、コールドパーマとデザインパーマ呼び名が違いますが


同じ原理のパーマです。


今回はそのコールドパーマをご説明します!!


パーマが誕生したのが1905年にドイツ人チャールス・ネッスラーという人がアルカリと電熱機で水に濡れても取れない


ウェーブ(ネッスルウェーブ)を発表しました。


これが世界で初めてのパーマの技法であり、


現在のパーマの原点になります。


ネッスルウェーブは髪にマシンから8キロほどあるロッドに繋げて


電熱であてる技法です。


今で言うとデジタルパーマに似た技法ですね!



これはアメリカで大流行しましたが


1940年頃からマシンを使わないパーマの研究が始まりました。


アメリカ人マックドナウによってチオグリコール酸を用いった


パーマが開発されました。


これにより、現在のコールドパーマが生み出されました。


さて、難しい話になりましたがここからは


ウェーブが出来る簡単な解説をします。


まずは、ロッドを巻きつけます!



髪にはシスチンと言う鎖があります。


この鎖があるので直毛、縮毛(くせ毛)があるんですね!


その鎖に先ほどの薬品チオグリコール酸を使うと


鎖は切れちゃいます。



1剤塗布中!


そして、薬が乾かないようにキャップをします!



後はロッドの大きさによってウェーブの強さをコントロールします。


それだけだと鎖は繋がってないので


次は繋げる作業が必要です!


コントロールして出来たウェーブには


過酸化水素水



もしくは、臭素酸ナトリウム(別名ブロム酸)



と言う薬品を使います。


パーマには必要不可欠です!


なぜ、2種類あるかというとパーマによって


スタイリストが使い分けています。


過酸化水素は柔らかくしていきますが、


反対に臭素酸ナトリウムは『プリンっと』カールに弾力を与えていきます!


この薬品により鎖が繋がりパーマがあたります!!


デジタルパーマ、エアウェーブ、水パーマと


いろんなパーマがありますが原点のパーマが


このコールドパーマです!



基本のパーマになるわけですね!


コールドパーマの原点と解説でした!!