成人式・振袖についての疑問~マナーや必要な物、前準備など~
こんにちは!今年も残りわずかになりました・・・
年が明けるとすぐ成人式があります。
振袖を着るのを楽しみにしている新成人の方も多いのではないでしょうか。
今回は振袖を着たときのマナーや、着付けにおいての前準備などについて私が当時(3年前)知っておいたらよかったな~!と思った事を書いていきます◎
☆座った時袖はどうすればいいの?
振袖は袖が長く、普段の洋服を着ているときの様に座ってしまうと袖が床についてしまいます。
袖は膝の上で重ねるかクロスさせてその上に手を置きましょう。また、深く座りすぎると帯が崩れてしまいます。背もたれにつかない程度に浅く腰掛けるのがベストです。
☆帯が苦しい時はどうすればいいの?
帯の前の部分、丁度中心部を体から離すように軽く引っ張って隙間をあけます。あまり強く引っ張ると帯が緩むので注意してください。
☆着崩れしたときの対処法は?
・胸元が崩れてきた時
右手で帯揚げと帯をおさえてから、左手で振袖の上前(着物の重なっている上の部分)を帯に押し込むようにします。
・おはしょりがたるんだりシワができた時
おはしょりの内側に両手の親指以外の4本指をいれて左右に引き伸ばし、シワをサイドによせます。
・裾がずり落ちた時
左手でおはしょりをおさえてから、右手でおはしょりの中に押し込むようにしてあげます。
着付けの際にきつくしめるよう心掛けていますが、長時間の場合や歩いたり色んな動作をしているとどうしても崩れる場合があるので知っておくと便利です!!
☆振袖を着る際必要な物
・振袖 ・帯 ・長襦袢 ・草履 ・足袋 ・帯あげ ・帯締め ・重ね衿 ・和装用肌着 ・コーリンベルト ・衿芯 ・伊達締め2本
・腰ひも4~5本 ・三重仮紐 ・前板 ・帯枕 ・タオル4~5枚
特に腰ひも、タオルなどの本数がたりないことが多いので余分に準備しておくほうが良いでしょう!
バッグやショール、髪飾りなども忘れずに。
☆着物を着るとき下着はどうすればいいのか。
長時間着る時は特にブラジャーは外した方がいいです!苦しくなる原因のひとつです。
和装用の肌着を着るのが一番ですが、1月はかなり冷え込みますのでヒートテックを着てもいいと思います◎
その際、前後ろ逆に着た方がいいです。
振袖は基本的に衿はきっちり合わせて、衣紋を拳ひとつ分くらい抜くので首元にインナーがみえないように前後逆に着るのをオススメします。
このように準備することや、当日での注意点など意外にたくさんあります。もしトラブルがあった時にも対処法を覚えていると困らないでしょう。
新成人の皆さんが楽しい成人式が迎えられることを願っております◎
float梅田店 横山 愛咲美