美容師が教える!基本のヘアケア方法

 

 

最近髪が傷んできたな・・・、夜しっかり乾かしたのに朝起きたら髪がパサパサで広がる・・・

いざヘアケアをしようと思っても、何をしていいのか分からない、ヘアケアをした方がいいのは分かっているけど面倒くさくて続けれない、そんな方も多くいらっしゃるかと思います。

 

 

今回は正しい基本のヘアケア方法をお教えします☆

 



 

 

 

 

まず、単にヘアケアといっても様々な方法があります

・ブラッシング

・シャンプー

・インバス(集中ケアトリートメント)

・アウトバス(洗い流さないトリートメント)

・ドライヤー

 

①まずはブラッシング

シャンプーの前に全体をブラッシングします。

シャンプーの前にブラッシングをすることで、髪の絡まりをとりシャンプー時に引っかかって髪が抜けたり千切れてしまうのを防ぐ役割と、頭皮のマッサージ効果、頭皮の汚れを浮かして落としやすくする役割があります!

 

②次にシャンプー

約2分程かけて頭皮と髪をしっかりと濡らしてください。

ここをしっかりするだけで汚れのほとんどを落とすことができ、シャンプーの泡立ちも良くなるので、シャンプー時の髪同士の摩擦が減ります!

シャンプー剤を手に取り、全体につけてしっかりと泡立てることができたら、指の腹を使って頭皮を洗ってください!

髪の毛は、しっかりと泡立てができていれば汚れが落ちるので、髪の毛同士を擦ったりしないように注意してください!

シャンプーがしっかりできたら、泡が残らないようにしっかりとすすいでください!(顔周りと襟足ら辺が流し残しやすいので注意)

 

ノンシリコンシャンプーについての記事はこちらから↓

≫≫今更聞けない『ノンシリコンシャンプー』って何?

 

 

③汚れを落とした後は集中ケアトリートメント

インバス(集中ケアトリートメント)とは一般的に薬局などではトリートメントと表記されているものです!

トリートメントの他に、コンディショナーとリンスというものもありますが、この2つは効果としてはほとんど同じです。

では、トリートメントとコンディショナーの違いとはなんでしょうか?

簡単に言うと、トリートメントは髪の内部の補修、コンディショナーは髪の表面の補修をしてくれるものです!

なので、つける順番としてはトリートメントをつけて時間をおいて流したあとにコンディショナーをつけてしっかりと流す!

順番を逆にしてしまうとコンディショナーで表面をコーティングされているので、その後につけたトリートメントの補修成分が十分に髪の内部に浸透できない、ということになります!

 

④乾かす前には洗い流さないトリートメント

乾かす前には、アウトバス(洗い流さないトリートメント)をつけましょう!

ドライヤーによるダメージなどを軽減してくれます♪

 

アウトバスの種類や効能についてはこちら↓

≫≫洗い流さないトリートメントをつける理由

 

 

 

⑤ドライヤーでしっかり乾かす

髪の長い方や夏場など、ついつい自然乾燥をしてしまいがちですが、自然乾燥をしてしまうと髪同士の摩擦が多くなり傷んでしまったり、髪の内部の水分も一緒に乾燥してパサパサしてしまったり・・・

もちろんやりすぎは逆に髪にダメージを与えてしまうので注意が必要ですが、タオルでしっかりと水気をとってからドライヤーで9割は乾かすようにしてください!

 

 




 

まだまだ、ヘアケア方法をあげるとキリがないですが、まずは基本の

①シャンプー前にはブラッシング

②しっかり濡らしてからたっぷりの泡でシャンプー

③集中ケアトリートメントの後にコンディショナー

④乾かす前には洗い流さないトリートメント

⑤ドライヤーで9割は乾かす

 

この5つを守って、ダメージレスな美髪を育てましょう♪

 

スタイリスト 林 杏香