グレージュカラーってどんなカラー??
グレージュカラーとは、”グレー”と ”ベージュ”の2色が混ぜ合わさったちょうど中間色のようなカラーの事を言います。
光に透ける柔らかいグレージュカラー。

最近よく耳にする ”外国人風カラー” ”透明感のあるカラー” などに グレージュカラーが入ります。
ところでグレージュカラーは、どうやってその色にできるのか?
どうゆう風に美容師に伝えたらいいのか?
どんな人がしたくなるカラーなのでしょうか??
日本人の髪の毛は(アジア全般)、ヨーロッパなど海外の方に比べて、もともと髪の毛に強い赤みをもっています。

ですので、見た目は黒いのでパッと見ただけでは赤には見えませんが、髪の毛を明るくするときなど、その赤みが邪魔をして、実際したい色にならなかったりします。
そういった悩みを持つ方が外国人の柔らかく透き通るような髪色に憧れるというわけです!

透明感や光にあてたときの透き通った感じのカラーにしたいときは、なおさらその赤みを取らなければ難しいです。
では、どのようにすれば透明感のあるカラーにすることができるのでしょうか??
2つのパターンがあります。
● 1つは、そのままカラー剤だけでやる方法です。
● もう1つは、ブリーチ剤を使って1度髪の毛を脱色し、その上からカラー剤で色味を入れる方法です。
1つ目の、カラー剤だけでする方法は、思っているよりも暗い設定にはなります。
なぜかというと、カラー剤の中には色素が含まれていますが、その色味の発色が綺麗に出るのはほぼ8トーンまでだからです。
たとえば9トーンから上の明るさになればなるほど色味は薄まり、明るくする働きが強く、イエローよりの明るさになるからです。
そうなればグレーの要素もベージュの要素も薄まり、もともと髪の毛にある赤みを打ち消すことができないのです。
では、どのように赤みを消すのか!
そこで使うのが8トーン以下のカラー剤です!
だいたい美容室では8トーンから6トーンのカラー剤で、トーンダウンすることがほとんどだと思います。暗くするカラー剤で染めることにより、色味を綺麗にだすことができ、かつ赤みを打ち消す力も大きいというわけです!
赤みをしっかり消す事により、透明感をだし、外国人風カラーを手に入れることができるのです!

ただし、人それぞれ髪質によって赤みレベルが異なるため、カラー剤の調合などはしっかり考えて作らなければなりません。
※美容室によって、得意不得意はあるものです、必ず失敗しないためにも、その、美容室がカラーに得意なのかどうか調べてから行くことをお勧めします。
さて、2つ目の、ブリーチで一度脱色してからカラー剤で色を入れる方法では、
『かなり透明感を出す』 ことができ、『抜け感のあるオシャレさ』 も同時に出すことができます。

この手段が1番、外国人風カラーに近く仕上がります!
ブリーチ剤でしっかり髪の毛を1度金髪の状態にします。(オレンジ色より薄いイエローよりになるまでぬくと、そのあとに入れる色がより綺麗に入ります)

※たとえば、黒染めなどをしたことのある髪の毛は、ブリーチを使ってもオレンジ色にしかならなかったりするので、二回ブリーチをして、よりイエローになるようにする場合もあります。
他にも白っぽくしたい方の場合はブリーチを3、4回するなど、より薄いイエローまでもっていきます。

それほど日本人は赤みが強いのと、黒染めはあとあと面倒だということです。
※黒染めも、レベルがあるのでどれだけの期間もたせたらいいのかというのを伝えると美容師さんはそれに合わせて薬の調合をしてくれるので、できるだけ詳しく伝えることをお勧めします。
外国人風カラーをするには、やはりブリーチは必要です。
ですが、ダメージも気になりますよね?
1度、美容室で相談されてからブリーチを使うか決めてもいいかもしれませんね。
ダメージ度合いによって、ブリーチの配合量なども考えてくれますので、ダメージを抑えながらカラーをすることもできます^ ^
ダメージにもいたわりながら素敵なグレージュカラーを試してみてください。
※フロートでデザインカラーをされている方の参考価格です。
ベースカラー7000~8500円+デザインカラー3000円+シャンプーブロー1000円=11000円~12500円です。(税抜き)
最寄りの店舗で、デザインカラーを体験してください。





