ブリーチした髪のお手入れ方法
こんにちは、float梅田店 山中です
夏に向けてカラーをされた方も多いと思いますが今回はその中でもブリーチをされた方向けです!
今年もたくさんのお客様に多種多様なカラーをさせていただきました。
もちろんブリーチを使ったデザインカラーやハイトーンカラーをされた方もたくさんいらっしゃいます。
キレイになって皆さんにすごく喜んでいただけましたが大事なのはこれからです!
紫外線など様々な要因に加えブリーチ等のカラーダメージ、海やプールに行かれたりと夏ならではのダメージも髪を痛めつける要因です。
特にブリーチを使ったカラーをされた方にとっては色落ちや枝毛、切れ毛になる要因がたくさんあり
最悪の場合切るしかない状況に陥ってしまうこともあります。
そうならないためにはどうしたら良いか、普段僕がお客様にお伝えしていることも踏まえてここで確認して頂き、次のデザインもキレイになる様に準備していきましょう!
ブリーチの傷みはどうにもならない?
普段のヘアカラーで出せない色にするために欠かせないブリーチ。
すごくキレイな仕上がりになりますがもちろん髪の毛には負担がかかっています。
なので時間の経過とともに毛先が乾燥してパサパサになってきたり切れ毛や枝毛が出てくることも・・・
そんな方々におススメの方法を書いていきますのでぜひ参考にしてください!

ブリーチによるダメージの原因
そもそもになぜブリーチもしくはカラーで髪が痛むのかですが
髪の毛はタンパク質で出来ています。
そして内部にメラニン色素が含まれていてブリーチでその色素を壊していきます。
その際に髪を守るキューティクルや髪の繊維自体を傷つけてしまいます。
すると髪の内部にダメージホールと呼ばれる穴が空き水分や栄養分が失われるのです。
カラー剤でも同じような現象が起きるため水分を保てずパサパサになり
結果傷んでしまうワケです。
ちなみにカラー、ブリーチをしながらダメージを抑える方法もあります。
floatではファイバープレックスを使用したカラー施術も行っており
ダメージだけではなく仕上がりのツヤ、ハリコシもかなり良くなるものなので使うことを強くお勧めします。
ファイバープレックスについての詳細は→こちら≫≫『ブリーチのダメージを94%抑える、ファイバープレックス』

ブリーチ後のケア
ダメージの原因も分かったところでこれからしっかりと対策をしなければいけません。
パサついた見た目や手触りを整えるために
・ダメージ補修
・水分補給(髪)
・外部からの刺激から守る
まずはこの3つを確実に行いましょう。
一連の流れをカンタンにご説明しますと
低刺激シャンプーで優しく洗う
↓
トリートメントでダメージ補修
↓
洗い流さないトリートメントでコーティング
↓
ドライヤーで優しく乾かす
↓(アイロン、コテを使う人)
ベーススプレーなど熱から髪を守るスタイリング剤を使う
こんな感じです。
低刺激シャンプーで洗う
まずシャンプーですが普通のシャンプーで洗うと洗浄力や脱脂力が強くダメージを受けている髪をさらに乾燥させる原因になります。
なのでオススメはアミノ酸系のシャンプーを使用して頂くと良いです。
アミノ酸系シャンプーの中でも弱酸性のものを使用することで傷んで開いたキューティクルを弱酸性に近づけて落ち着かせることが出来ます。
ちなみにシャンプーの選び方は以前書かせてもらったコチラ≫≫よく聞かれるので市販のシャンプーについて調べてみました。自己流!選び方も書いてます。も参考にしてください。
トリートメントでダメージ補修
洗い流すトリートメントはブリーチによって髪の内部にできてしまったダメージホールを補修する効果が期待できます。
スカスカになってしまった髪の隙間を埋めて水分を保ってくれます。
ブリーチの髪へのダメージはとても大きいので、ダメージヘア用のトリートメントが良いでしょう。
洗い流さないトリートメントでコーティング
シャンプー、トリートメントでケアした後は補修された水分を逃さないように
洗い流さないトリートメントでしっかりコーティングしましょう!
髪の水分をキープするだけでなく、指通りの良さ、ツヤを与えてくれます。
中には紫外線ダメージをカットしてくれるものもあるのでぜひ使ってください!
ドライヤーの使い方
髪を塗れた状態で放置すると刺激を受けやすいのでキチンと乾かしてください。
ですが乾かし過ぎると髪の傷みがさらに進み枝毛や切れ毛の原因につながるので要注意です!!
乾かし方についてはこちら≫≫『デイリーケアのNGポイントを見直してより良い髪へ!』にも書いています。
ベーススプレー等を使って髪を守る
すでにダメージを受けている髪は元に戻ることはありません。
ですから日々の生活の中で起こるダメージを予防する必要があります。
紫外線、アイロンの熱、物理的なダメージなど上げればキリがないですが
少しでも防ぐ為にベーススプレーやUVカットスプレーなどを使用するとより髪をキレイに保てます。
あまりにも髪の傷みがひどい時は・・・
一度ダメージを受けて切れ毛や枝毛になってしまった髪は何をやっても元には戻せません。
そんなハイダメージの髪をキレイに整えるためにはやはり切る以外にはありません。
しかも気になる部分は大抵ダメージの進行度が高いので5㎝以上を目安にカットすることをお勧めします。
自分でカットすると余計に傷ませてしまう可能性があるので美容室でカットする方が良いと思います。

ブリーチ後は徹底ケア、カットでキレイに保つ
ここまでブリーチ後のお手入れについてご紹介しましたがいかがでしたか?
ブリーチをする事でキレイな色やオシャレなデザインを手に入れることが出来ますが
その後のケアを怠るとせっかくのカラーも傷んでボロボロになり
最悪の場合ブリーチしたことを後悔してしまうかもしれません。
そうならないためにダメージから髪を守り、傷んだ毛先はカットしてうまく髪の毛と付き合っていってください!
しっかりとケアをしていけば色味やデザインはキレイに保てます☆
ちなみに今回使っているヘアスタイルの写真は実際に僕がお客様にやっているスタイルです。
ヘアスタイルやデザインでお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください!!
float梅田店 山中 亮佑