床屋(理容室)と美容室の違いを紹介

お久しぶりです!

Float梅田店 スタイリストの川根です。

素朴な疑問にお答えする今回は理容室と美容室の違いについてご説明いたします!

さて、まずはざっくり言うと顔剃り(剃刀等を使える)か使えないか!ここが一番のポイントかなと思います!

※一部認められている範囲もあります

美容師と理容師は、どちらも国家資格が必要なので、それぞれの資格を取得していなければこの仕事に就くことができません。

美容師の施術を行う人は「美容師免許」を、理容師の施術を行う人は「理容師免許」を取得していなければならないのです。

美容師免許や理容師免許の国家試験を受けるためには、専門学校や通信教育といった養成施設で2年以上学び、必要な学科を修めている必要があります。

国家試験に合格すると、どちらの試験も免許の申請や登録を行い、登録が完了してはじめて、美容師免許なら美容師として、理容師免許なら理容師として、仕事をすることができるのです。



では、なぜ理容師と美容師が存在するのでしょうか??

それは昭和の初め頃、美容師と理容師の間では争闘が起こっており、これを解決するために厚生労働省は美容師と理容師の業務内容を分けることにしました。理容師法と美容師法で行なってよい施術の範囲を「美容師は男性のカットを行なってはいけない、理容師は女性のパーマを行なってはいけない」とした規定を設けたのです。

その後、平成27年に美容師法と理容師法が改正され、美容師と理容師のそれぞれが施術できる内容が緩和されました。

美容師は、理容師のように顔全体を剃ることは法的に認められていませんが、眉毛を整えるなど、メイクに関わる一部の顔剃りであればカミソリの使用を認められ、理容師がパーマやヘアカラーの施術を行なうことも許可されました。

ただし、まつエクは理容行為として認められていないため、理容師が施術することは現在もできません。

このように現在ではかなり緩和されていますが昔はかなり厳しい規定が設けられていて美容師はメンズのカットも許されなかったと思うとぞっとしますね。

メンズサロンも全国的に増えているこのご時世、そのうち理容室と美容室が合併したり理容師法と美容師法の壁がなくなり美容師がひげを剃ったりしているかもしれませんね!

 

Float全店(一部店舗は除く)では、2020年4月より月曜日も営業する運びとなり、月曜定休の多いサロンもある中で皆様の声に応えまして

頑張って営業しておりますので皆様のご来店心よりお待ちしております!