正しいシャンプーを学び、目指せ『美髪』

『シャンプーどんなものがあいますか?』
『髪をキレイにしたいけどどんなケアをすればいいですか?』


お客様によく聞かれることがあります。

まず何から気をつけるべきなのか?
絶対にシャンプーのやり方です!!



どんなに高価なシャンプー&トリートメントを使っていても、シャンプーのやり方を間違えるだけで頭皮や髪に負担をかけていることがあるからです。

とてももったいないですよね。

なのでいつも僕はまずシャンプーのやり方からお客様にお伝えしています。

わかりやすく説明していきます。


〇シャンプーをする前準備としてブラシを使ってのブラッシング

ブラッシングによって、頭皮についた皮脂やホコリを浮かせたり、髪の絡みをとってくれます。なので頭皮や髪に負担をかけずにスムーズにシャンプーをすることが出来ます。

さらに簡単なマッサージ効果も期待でき、薄毛や抜け毛の予防にもなります。血行促進大事です。

※ブラッシングをする時に気をつけてほしいこと

◎濡れた髪をブラッシングしない
◎スプレーなどで固めた場合はしない
◎優しく丁寧に

まず、濡れた状態の髪には絶対しないでください。髪は濡れているときはとても繊細でキューティクルが開いています。

その状態でブラッシングをするとどうなるのか?頭皮の一番外側にあるキューティクルがはがれてしまい、髪が傷みやすくなり、切れ毛&枝毛が増えます。

次に、髪ががっちり固まっている時にブラッシングすると、ブラシが通りにくいので、力をいれてブラッシングしてしまいます。

するとどうなるのか?髪がブラシに引っかかるので毛が抜けてしまい、頭皮が傷ついてしまいます。

〇シャワーでしっかりと流す
シャワーを使ってしっかりと髪&頭皮の汚れを流しましょう。シャンプーを使わなくてもしっかりとシャワーすれば大体の汚れは落ちてくれます。そして、十分に濡れていない状態で、シャンプー剤をつけても、髪がシャンプー剤を吸収して、泡立たないからです。なので、シャワーで十分に髪を流し、髪の毛を濡らしましょう。

そしてもう1つ注意してほしいことがあります。シャワーの温度は38度くらいにしてください。この時のシャワーの温度を40度以上にすると、頭皮が軽い火傷を負ってしまったり余分な油分までとってしまい頭皮トラブルの原因になります。



〇シャンプーの原液を直接地肌につけてはいけない

なぜなら、シャンプーの原液は、洗浄成分が非常に高いので、直接つけてしまうと頭皮がかぶれたり、毛穴に原液が流れ込んで、毛穴を詰まらせたりします。
なので、まずは手のひらでシャンプーの原液を水で少し薄めながら、泡立てていきます。ある程度泡立ったら、髪全体になじませるように、優しく丁寧に髪の毛に揉み込みます。



〇シャンプーで頭を洗う時のポイント

◎髪の毛よりも頭皮を中心に洗う
◎爪は立てず、指の腹を使って洗う
◎ゴシゴシ擦らずに撫でるように優しく洗う
髪の毛ではなく、頭皮を洗うというのは、頭皮の毛穴の部分に皮脂や汚れが溜まりやすく落ちにくいので、そこを重点的に洗うということです。髪の毛の汚れは頭皮を洗っているうちにシャンプーの泡が簡単に落としてくれます。逆に髪の毛を洗いすぎると摩擦によってキューティクルを傷つけてしまうこともあるので注意です。

そして、爪を立てて洗ってはいけません。頭皮をゴシゴシ擦ると、頭皮が傷ついてしまい、そこから炎症ができたり、抜け毛の原因となってしまうからです。指の腹を使って洗うのがベスト。やさしく洗ってください。

すぐできることなのでみなさんも実践してみてください。



店長 坊武士