美容師が教える【髪のツヤを出す方法】
こんにちは!
Float.小阪店スタイリスト林です!
今日はよくお客様から聞くお悩みの一つ、【髪の毛のツヤ】について書いていこうと思います。
年齢と共に減少するもの、それが髪のツヤです。
若い方でも、くせ毛だったりダメージが進むとツヤが気になる方もいます。
ツヤがなくなると、髪が痛んでみえたり、老けて見えたり :-(
気になりますよね。
ではそもそも髪のツヤとは何なのでしょうか?
● 髪のツヤとは何なのか?
それはずばり、光の反射です!
髪の表面は "キューティクル" と呼ばれるうろこのようなもので覆われています。
そのキューティクルがピシッと全部そろっていると鏡のように光を反射してくれて、
それがいわゆる髪のツヤになります :-D
● 髪のツヤがなくなる原因
①加齢によってツヤがなくなる場合
②クセ毛によってツヤがない場合
③ダメージによってツヤがなくなる場合
①加齢によってツヤがなくなる場合
髪の毛は大まかに言うと3層構造になっており
1番内側には芯があり
1番外側には先ほども出てきたキューティクルがあり、
真ん中には実の部分、そこにはたんぱく質や油分、水分がたくさん含まれています。
真ん中の部分やキューティクルのすき間にある油分や水分が加齢とともに減少し
キューティクルがはがれてしまったり、
乾燥し髪の内部の水分の分布が均一じゃなくなりクセがでることで
ツヤがなくなってしまいます。
②クセ毛によってツヤがなくなる場合
先ほども少し触れましたが、くせ毛の方の毛髪は
髪の内部の水分の分布が均一でないことが研究の結果証明されています。
そしてその水分が偏っていることがくせ毛の原因になることも。
大きなカールの癖であればそこまでツヤがなくなることはないかもしれませんが
髪を1本触ったときに、細かくチリチリとした質感のくせ毛の方は
キューティクルが整っていたとしても光がいろんな方向に反射されてしまう、乱反射している状態なので
ツヤがないように見えてしまいます。
③ダメージによってツヤがなくなる場合
カラーやパーマでのケミカルダメージの場合は、カラーやパーマに使う薬品により
キューティクルがはがれていたり、キューティクルが開いていたり枝毛が増えることでツヤがなくなります。
ドライヤーやアイロン・コテなどの熱ダメージの場合は、
髪の毛の水分が奪われて乾燥することでツヤがなくなります。
● 髪のツヤを出す方法
最終的には水分油分が均一にたっぷりあり、キューティクルが整っていれば
髪のツヤは出てくれるので、
自分の髪のツヤがない原因によって足りないものを与えてあげればツヤは簡単に出ます :-P *
①加齢によってツヤがなくなっている場合
足りないものは【水分・油分】なので
水分補給をしてくれるトリートメントや油分補給をしてくれる洗い流さないトリートメント(クリームタイプ)
を使って補給していくと徐々に髪が潤いツヤがでてきてくれます!
今すぐにツヤが欲しい方は、
上記の二つをしたのちに、くせが出ている状態なのでしっかりブラシでブローか、ストレートアイロンでクセを伸ばしてください!
しかし、これは一時的な方法なので水分補給と油分補給をしっかりして長期的にもツヤのある髪を目指してくださいね :-D
②クセによってツヤがない場合
足りないものは【水分・乱反射をさせないこと】なので
かたよった水分のたりないところに水分を補給して水分分布を均一にしてくれるくせ毛用トリートメントと
乱反射させないようにブラシでしっかりブローかストレートアイロンでクセを伸ばしてください!
しかし、長期的にストレートアイロンを使うと髪のダメージにも繋がってしまうので
アイロン前に使うトリートメントを使ったりダメージのないストレートアイロンを使ったり、
そもそものクセを抑えていけるようにくせ毛用シャンプートリートメントは使うようにしてください!
③ダメージによってツヤがなくなっている場合
足りないものは【水分・健康なキューティクル】なので
水分補給をしてくれるトリートメントや、疑似キューティクルを作ってくれる製品を使うとツヤがでてくれます!
ダメージによるツヤに関しては、まずはダメージをなくしていかないことにはツヤが出にくいので
ダメージ補修をメインに考えて、定期的なサロントリートメントですでにダメージしてしまっている部分の修復
これ以上のダメージ部分を増やさないための、洗い流さないトリートメントやコテ・アイロンの温度を下げる
カラーやパーマをする時には、オーガニックのものやダメージレスなものでするなどを続けていくことで
ツヤのある美髪に近づけます :-D ♪
● まとめ
以上の、髪のツヤがなくなる原因と髪のツヤを出すための方法をまとめると
①加齢が原因でツヤがない → 水分・油分が足りない → 水分補給のトリートメント・油分補給のクリームタイプの洗い流さないトリートメントを使う
②クセ毛が原因でツヤがない → 水分の偏り・乱反射してる → 水分を均一にしてくれるくせ毛用製品・ブローやストレートアイロンでクセを伸ばす
③ダメージによってツヤがない → 水分が足りない・キューティクルが損傷している → 水分補給、ダメージ補修のトリートメント・疑似キューティクルを作ってくれる製品を使う
自分がどのタイプか見極めて、ヘアケアしていきましょう!!
について書いていこうと思います。
[Ni tsuite kaite ikou to omoimasu.]
I will write about it.